開催目的
日本は、生食でのいちごの消費量が世界一だと言われてきました。それだけに生産地の競争が激しく、新しいいちごの品種開発も続いており、今も進化を続けています。新種の開発や栽培などの技術において、日本のいちごは世界でもトップレベルにあると同時に、生鮮食品として品質管理が厳しく行われていることもあり、その品質には主要輸出先の香港や台湾からも高い評価を得ています。
その理由は、海外から日本を訪れた旅行者が甘さやみずみずしさに驚くほど、日本のいちごが味や品質の面で高いレベルにあるからです。同時にいちごはデリケートで傷みやすいため、クッション性の高い包装容器を導入したり、果物の呼吸を抑えるCAコンテナや高電圧方式のコンテナを使用するなど、鮮度を保持したまま輸送する輸出上の課題解決に向けた取り組みを進めてきました。
おいしくてそのまま食べられる日本産いちごを求める世界のニーズは今後さらに高まることが期待され、近年の輸出額が急激に伸びている実態からみても、日本産いちごの人気が高まっていることは明らかです。
一方、主に中国などの海外で日本の種が栽培され市場拡大を続けているのもまた事実です。その様な背景のなか必要なことは、国内における固有の競争と発展を目指すのではなく、国内における全てのいちご産業に関わる人と地域が連携しメイドインジャパンである「ジャパンブランドのいちご」の地位を確立し、今こそ国内全てのいちご産業の持続的な発展と消費拡大を図ることが必要であると考えます。
※独立行政法人日本貿易振興機構のポータルをもとに構成
https://www.jetro.go.jp/agriportal/pickup/strawberries.html
開催理念
全国いちごサミットは、日本のいちごとしてのブランド力強化や高付加価値、販売単価の向上に向けた6次産業化、新たなビジネスモデルの構築、国内外の販路拡大を推進するとともに、農産業に関わる人材の育成と意識の向上を図る機会とすることで、域内固有の発展に留まることなく、我が国のいちご産業全体の持続的発展に資するべく開催します。
テーマ
わくわく 真岡 いちごで結ぶ 人・街・世界
もおか“いちご”チアリーダー
いちごサミットのPRをはじめ、いちごの魅力を積極的に発信します。
尾坂 泰佳
高久 真実
福田 実由
真岡市応援キャラクター
県産品をモチーフとしたアニメキャラアイドルユニット『まろに☆え~る』のリーダー。いちごと可愛いものや甘いものが好きな高校2年生。ある日、突然現れたとちおとめの妖精がきっかけでご当地アイドルをすることに!
シンボルマーク
いちごの形をモチーフに、真岡木綿をイメージしたリボンで真岡市を表すグリーン、レッドを組み合わせたグラフィックデザインとしました。